Rainbow MONSTERS OF ROCK 1980
「Rainbow MONSTERS OF AT DONINGTON 1980」
やっと手に入れました。
1980年8月16日に開催された第1回モンスターズオブロックのヘッドライナーを務めたレインボーのライブCD&DVD
当時のレインボーのメンバーは
グラハム・ボネット(Vo.)
コージー・パウエル(Dr.)
ロジャー・グローバー(B.)
ドン・エイリー(Key.)
リッチー・ブラックモア(G.)
の5人。メンバーの実力、知名度からすれば歴代最強のメンバーではないでしょうか?
このメンバーで制作された「Down To Earth」アルバムは前作「Long Live Rock'n'Roll」よりさらにコマーシャルな方向性でしたが、ドラマチックな「Eyes Of The World」から始まるこの時期のライブは、メンバーのソロパートが多く曲が長いというロニー・ジェイムス・ディオ時代からの70年代的な流れをまだ引き継いでいたように思います。
この70年代的なライブの流れの原動力はもちろんリッチー・ブラックモアなのですが、今回このCDを聴いて「Catch The Rainbow」での静と動を操るプレイ、「Stargazer」の地を這うような重いグルーヴ、そして「1812」での自身のドラムソロ・・などコージー・パウエルの存在感の大きさに改めて圧倒されました。
このライブを最後にコージーもグラハムも脱退してしまい、この強力なラインナップはアルバム1枚で終わりを迎えてしまいます。それは同時に初期のドラマチックなレインボーの終わりだったのかもしれません。
その後レインボーはジョー・リン・ターナーを迎えて「Difficult to Cure」アルバムを作り、コマーシャルなスタイルを確立させ新たなファンを獲得していきます。
1980年という節目の年にスタイルが変わっていったのはリッチーの計算だったのがどうかはわかりませんが 、この「MONSTERS OF AT DONINGTON 1980」がリッチー・ブラックモアやレインボーにとって大きな転換点だったことは間違いないと思います。
モンスターズ・オブ・ロック~ライヴ・アット・ドニントン 1980【初回限定盤2CD(日本盤限定)+DVD(日本語字幕付)】
- アーティスト: レインボー,リッチー・ブラックモア,コージー・パウエル,グラハム・ボネット,ドン・エイリー,ロジャー・グローヴァー
- 出版社/メーカー: ワードレコーズ
- 発売日: 2016/04/15
- メディア: CD
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